【書評:15冊目】「すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法」浅田すぐる

書評


今日紹介する本は

読書や講座など勉強をしているのに
あまり力になっている実感がない


そう感じたことがある人に読んでほしい1冊

こちらです。


この本は

著者がトヨタ自動車
働いていた時に学んだ要約力


独自の紙1枚「20字」インプット学習法

として教えてくれます。

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「すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法」から学んだこと

  • なぜ学びを忘れてしまうのか
  • 何をもって「学んだ」というのか
  • 行動に移したい人がするべきこと

なぜ学びを忘れてしまうのか


多く学んでいるのに、力になっている実感がない


そう感じたことがある人は多いと思います。


実際、私も本を読むのですが
力になっている気がしない時期がありました。


それはなぜか?
こちらの1文を見てください。

現在は、「学び」が「消費」になっている時代

出典:すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法


学びが消費になっているからなんです。


スマートフォンの普及やインターネットの発達で
検索すればなんでも簡単に分かる時代になりました。


簡単に学べることで
知識の価値が下がってしまい
すぐ忘れるという結果になっているのです。

何をもって「学んだ」というのか


先ほど学びが消費になっているから
学びになっていないという話をしました。


では何をもって「学んだ」というのでしょう?


これについて述べている1文を紹介します。

わかるとは、「3つの疑問」が解消した状態

出典:すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法


「学んだ」とは3つの疑問が解消した状態なんです。


3つの疑問とは

why(なぜ)
what(なに)
how(どうやって)
 のことです。


この3つの疑問を自身に問い
答えられるように理解することで

思考の整理が行われ、定着に繋がっていくのです。

行動に移したい人がするべきこと


よく聞く話ですが

学びはインプットだけではダメで
アウトプットすることで力になります。



分かっているけど行動に移せないんだよな


そう思った方に読んでほしい1文を紹介します。

行動したいなら、「動詞を動作に変換」する

出典:すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法


行動に移したいなら学んだことを
動詞ではなく動作 に変えるべきなんです。


例えば

本の内容をしっかりと覚えておく

から

本の内容をもとにブログを書く

といった感じです。



動詞から動作にすることで
自分が何をするべきなのか明確になるため



結果として行動を起こす確立が上がるということですね。

この本のここがいい

学びを活かすための知識と著者の提案する実践方法が、分かりやすくまとめられている


今回紹介したのは知識ばかりですが

この本では

著者の提案する実践方法も多く紹介してくれます。


実際に紙1枚「20字」にまとめて正しいインプットを実践しましょう!

書評
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