【書評:10冊目】「考えることこそ教養である」竹中平蔵

書評


今日紹介する本は

2001年より小泉内閣で
経済財政政策担当大臣、郵政民営化担当大臣を務めた著者が

最も大切だと感じている「考えること」について

豊富な経験を交えながら話してくれる本


こちらです。

スポンサーリンク

「考えることこそ教養である」から学んだこと

  • 情報は量より使い方
  • 情報は自分で判断する

情報は量より使い方


皆さんは

賢い人とは多くの知識を持っている人

と思っていませんか?



確かに間違ってはいません。

しかし
インターネットやSNSの発達で
世界は情報で溢れています。


調べれば、何でも出てくる今の時代で
量の価値は確実に下がっているのです。


では今、重視されていることとは何でしょう?

この1文を見てください。

情報や知識をどのように使うか、どうつなぎ合わせて活用するか。そうしたCPU的な思考こそが、本当の意味で賢い、つまり価値あることだと思うのです。

出典:考えることこそ教養である


量よりも重視されていること
それは

情報をどう使うか
どう読み取るかといった


情報を得た後のアクションです。


量が当たり前になったからこそ
そのあとが大切なんです。

情報は自分で判断する

まさに情報に惑わされず、しかし、たくさんの情報を貪欲に集めて、それを自分の頭の中で考えて実行する。腑に落ちたものだけを、実行に移す。

出典:考えることこそ教養である


「考えることこそ教養である」で述べられているこの言葉は

情報で溢れている世界で
1番必要な能力を示しているように感じます。


集めた情報を自分で取捨選択し、行動に移す力


すなわち
自身で考える力です。


情報を集めて、行動に移すだけではもう不十分

情報や人に流されず
自身が軸をしっかりと持ち、判断することが求められているのです。


この本のここがいい
  • 「考えること」の大切さを学ぶことができる
  • 考えるための実践法、考え方の「型」を紹介してくれる
  • 実践問題があり、すぐにアウトプットできる


この本は
今回紹介した

情報の使い方や自分で判断するための技術

「考えること」の大切さが著者の経験をもとに

具体的に書かれています。


今の時代に必要なことを学び
本当の意味で賢い人間になりませんか?

ぜひ1度読んでみてください。

書評
スポンサーリンク
Thoas Library -元書店員が紹介する おすすめビジネス書-