今日紹介する本は
2001年より小泉内閣で
経済財政政策担当大臣、郵政民営化担当大臣を務めた著者が
最も大切だと感じている「考えること」について
豊富な経験を交えながら話してくれる本。
こちらです。
「考えることこそ教養である」から学んだこと
- 情報は量より使い方
- 情報は自分で判断する
情報は量より使い方
皆さんは
賢い人とは多くの知識を持っている人
と思っていませんか?
確かに間違ってはいません。
しかし
インターネットやSNSの発達で
世界は情報で溢れています。
調べれば、何でも出てくる今の時代で
量の価値は確実に下がっているのです。
では今、重視されていることとは何でしょう?
この1文を見てください。
情報や知識をどのように使うか、どうつなぎ合わせて活用するか。そうしたCPU的な思考こそが、本当の意味で賢い、つまり価値あることだと思うのです。
出典:考えることこそ教養である
量よりも重視されていること
それは
情報をどう使うか
どう読み取るかといった
情報を得た後のアクションです。
量が当たり前になったからこそ
そのあとが大切なんです。
情報は自分で判断する
まさに情報に惑わされず、しかし、たくさんの情報を貪欲に集めて、それを自分の頭の中で考えて実行する。腑に落ちたものだけを、実行に移す。
出典:考えることこそ教養である
「考えることこそ教養である」で述べられているこの言葉は
情報で溢れている世界で
1番必要な能力を示しているように感じます。
集めた情報を自分で取捨選択し、行動に移す力
すなわち
自身で考える力です。
情報を集めて、行動に移すだけではもう不十分
情報や人に流されず
自身が軸をしっかりと持ち、判断することが求められているのです。
この本のここがいい
- 「考えること」の大切さを学ぶことができる
- 考えるための実践法、考え方の「型」を紹介してくれる
- 実践問題があり、すぐにアウトプットできる
この本は
今回紹介した
情報の使い方や自分で判断するための技術や
「考えること」の大切さが著者の経験をもとに
具体的に書かれています。
今の時代に必要なことを学び
本当の意味で賢い人間になりませんか?
ぜひ1度読んでみてください。